少年探偵団の海外旅行・ロングステイ通信・タイ編
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16 1万人の僧侶による托鉢式(3)
この式典を見て軽いカルチャーショックを受けた。聞くところによると寄進する市民は裕福な人から比較的貧しい人たちまで殆どの階層の人が参加するらしい。
お金だけのことを考えると「そんな場合ではないだろう!」という人まで熱心に寄進する。集まった寄進は底辺の人たちに分配されるとのこと。
タイ人の生活ぶりを見ていると「お金より心が大切」という気持ちが垣間見え羨ましい気持ちにさせられる。富裕層のお寺を通りしての寄進や今回のような行事を通して、
貧富の格差を精神的に和らげているのは間違いないことであろう。それにしても国民の信仰心を巧みに活用し、貧富の格差のガス抜き(?)に活用している。実に優れた仕組みである。
経済的に考えても小さなチェンマイ経済にとっては誠に大きなイベントで、お金を掛けずにその効果たるや下手な経済対策も顔負けではないだろうか?
日本にもこういう心豊かな時代はあったが、戦後「お金が全て」の文化に蹂躙されてしまった。最近ではタイも少しずつ拝金主義に毒されつつあるらしいが、
何時までもタイ独特の文化が続くことを祈りつつチェンマイ通信を終えたい。
拙文にお付き合い下さり有難うございました。 神原克收
この式典を見て軽いカルチャーショックを受けた。聞くところによると寄進する市民は裕福な人から比較的貧しい人たちまで殆どの階層の人が参加するらしい。
お金だけのことを考えると「そんな場合ではないだろう!」という人まで熱心に寄進する。集まった寄進は底辺の人たちに分配されるとのこと。
タイ人の生活ぶりを見ていると「お金より心が大切」という気持ちが垣間見え羨ましい気持ちにさせられる。富裕層のお寺を通りしての寄進や今回のような行事を通して、
貧富の格差を精神的に和らげているのは間違いないことであろう。それにしても国民の信仰心を巧みに活用し、貧富の格差のガス抜き(?)に活用している。実に優れた仕組みである。
経済的に考えても小さなチェンマイ経済にとっては誠に大きなイベントで、お金を掛けずにその効果たるや下手な経済対策も顔負けではないだろうか?
日本にもこういう心豊かな時代はあったが、戦後「お金が全て」の文化に蹂躙されてしまった。最近ではタイも少しずつ拝金主義に毒されつつあるらしいが、
何時までもタイ独特の文化が続くことを祈りつつチェンマイ通信を終えたい。
拙文にお付き合い下さり有難うございました。 神原克收
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